市町村合併の話題は、どこでも盛んに行われていることと思います。安曇野でも穂高町・明科町・豊科町・堀金村・三郷村の5町村が合併する方向で検討を重ねています。そして、合併が実現した場合の新市名はどうやら「安曇野市」ということになりそうです。
合併の是非はともかくとして、わからない事が多いですね。例えば、
- 町村が合併して、どうして「○○市」とならなければいけないのでしょうか。「安曇野村」や「安曇野町」では駄目なのでしょうか。
- 「安曇野市」ができたとしても、「安曇野市穂高町」とか「安曇野市堀金村」でも良さそうな気がするのですが・・・。
- ゴミ処理場など現在でも「広域連合」という形でやっているはずですが、合併せずに「広域連合」をより発展させたカタチ(行政形態)というのは無理なんでしょうか?
- 合併を機に行政のスリム化を目指すようですが、「地方公務員」がどれだけ削減できて人件費が浮くのかは説明が無いようなのですが・・・。まさか公務員の数は合併しても減らさないとか?
- 国の補助が打ち切られるまでの10年近くの予備期間に合併をする・しないに関わらず行政はスリム化を達成する必要があるようですが、それなら個々の自治体がまず自立してやっていけるくらいのスリム化を果たさなければならないのでは?
- スリム化にこれだけの猶予期間!民間企業なら("日産"を持ち出すまでもなく)半年から2年くらいで成果をあげなければ潰れてますけど。
- 民間と役所では影響力が違う?"日産"がリストラを断行したときに下請け企業の従業員の家族まで含めれば何10万人という人が、これからの生活に大きな不安を覚えたり実際に職を失ったりしたハズですよね〜。
- 長野県の全市町村がひとつに合併し、例えば「信州市」を創って、「信州市=長野県」というのは駄目なのでしょうかね?
合併って結局なんのタメにやるのか、わからないことが多過ぎる気がします。