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2011/05/27

蓼科湖の円筒分水

ネットでは女神湖にも円筒分水があるという情報があるので、女神湖を一周して探してみたのですが見つけられませんでした。で、蓼科湖の円筒分水茅野市)へ。ここも先に訪れた鷽ノ口円形分水とともにぜひ訪れてみたかった場所です。

蓼科湖の堰堤の下にあります(この写真は、堰堤の上から見下ろすカタチで撮ったものです)。場所はすぐにわかると思います。

説明書みたいなものがないので、この円筒分水についての詳細はサッパリわかりません。

右側の蓼科湖からの水を、手前右側と左奥二つの用水路に分水しているようです。なかなか近未来的な滑らかな造形をしている円筒分水です。

長野県内で訪れていない円筒分水は、(確実に存在しているとわかっているもので)あと1箇所となりました。

2011,05,25 撮影


2011/05/26

鷽ノ口円形分水

今回のツーリングの一番の目的が、この鷽ノ口(うそのくち)円形分水を訪ねることでした。鷽ノ口地区までは割とスムーズにたどり着いたものの、肝心の鷽ノ口円形分水の場所がわからず(道沿いに案内板等はありませんでした)、地区内を行ったり来たり。バイクで良かったです。

写真の左上が上流部で、石堂川の引き込んでいます。流れてくるゴミを除去するためのゴミ揚げ機が見えています。

側面の穴は全部で47個あり、上村用水に28個を、佐口用水として13個を、そして小山用水として6個を割り当ててあるそうです。

水量が豊富で、この時期を狙って行って正解でした。動画はこちら(YouTube版のほうが高画質です)。

鷽ノ口円形分水の上流側です。右側にゴミ揚げ機が写っています。

2011,05,25 撮影


御射鹿池

「みしゃかいけ」と読むようです。

茅野市にある人工の池で、奥蓼科温泉郷に向かう県道191号線沿いにあります。東山魁夷の「緑響く」の風景モデルとなったとされる場所ということで、立ち寄ってみました。

写真の方向が絵と一致しているかどうかはわかりませんが、静かな水面に樹々の影が映っている様子は確かにきれいでしたね~。

2011,05,25 撮影


2010/08/04

拾ヶ堰と常念岳

常念岳の後ろに日が沈んだところです。

撮った時は電線が横切っていることに気がつきませんでした。残念。

2010/07/04

乳川沿いの分水施設

大町市松川村の境目付近にある施設です。車で通りかかった時にたまたま見つけたので、写真に撮ってみました。

下流側(南側)からの様子です。

分水施設の中央部。左側の方から流れてきた水が右上方向、右下方向へと段差を利用して分けられていく仕組みのようです。

いくつの用水路に分配されているのか、パッと見ただけではわかりませんでした。

乳川からこの施設に水を導き入れるための水門のひとつのようですが、使われているものなのか、もう役目を終えてしまったものなのかはわかりませんでした。

水門を開閉するためのハンドルやその軸の部分が、歪んだり錆びたりして良い雰囲気を出しています。

2010/05/25

円筒分水っぽい施設

安曇野市穂高の烏川橋東側にある円筒分水っぽい施設です。

写真の右側から水が流れてきて、中央の穴の中へ入る水と、穴には入らず左側の水路へと排出される水との二つの流れがここで作られます。穴の中に入った水は数メートル下に落ちて、入らなかった水とは別の用水路へと流れていきます。要するに、この場所は高低差があるために、ほぼ水平に流す水と、下のほうに流す水とを分けているわけです。

「分水」していると言えばそうなのですが、いわゆる円筒分水の場合は公平に水を配分するのが最大の目的でしょうから、その意味でもやはり異なる施設ではないでしょうかね〜。構造も違えば、水の流れ方もまた異なっています。

近くで見ていると、(下で紹介しているような)大きな「洪水吐」と同じようなゾワゾワ感がしてきます。


排水口

夫婦堤 十割 そば盛の裏手の池にある小さな排水口(「洪水吐」)です。設定された水位を超えた場合に排水するための設備ですが、アメリカのダム湖(モンテイセロ ダム Monticello Dam)にある通称"グローリーホール glory hole"を思い出したので写真を撮っておきました。規模は全然違いますが(笑)

2010/05/21

木島平村の円筒分水

今回のツーリングの目的は、この円筒分水を見ること。ケヤキの森公園の駐車場そばにあります。

上の写真でいうと右上の位置から撮った写真です。二つに分水されているのですが、1:1ではなくて、5:7くらいの比率になっているようでした。

中央の穴から溢れ出る水が盛り上がっています。田植えシーズンということで、水量が豊富なことを期待していたわけですが、まさかこれほど水が流れているとは思いませんでした。

それほど大きくはない円筒分水なので、迫力の面ではあまり期待していなかったのですが、良い意味で裏切られました。見応えのある円筒分水です。行ってみて良かったですね〜。


2010/04/28

満濃池

帰省するたびに一度は行ってしまう満濃池です。

池を眺めながらボ〜っと過ごせるベンチや芝生のスペースでもあればいいのですが・・・。

2009/10/19

水量が減った拾ヶ堰

水草が所々に見えるほどまで水量が減っています。

後ろに見えているのは常念岳横通岳です。横通岳の右側には、白くなった大天井岳も小さく見えてます。


勘左衛門堰

主に豊科地域を流れている堰で、1685年に完成したそうです。堰の名称は、建設に尽力した人物名に由来。

奈良井川で取水し、拾ヶ堰に繋がっているようです。

  • 全長:約12km
  • 灌漑面積:300ha

後ろには常念岳(左端)から餓鬼岳までが写っています。


2009/10/16

用水路

畦道でこのような水路を見かけました。

上流側から。分水されて右側に導かれた水は、すぐ先を左右に流れている細い水路へと流れ込みます。問題は左側に進んだ水。奥の行き止まりになっている部分の延長線上に、水が出てくるようになっている場所がありました(小さく見えています)。

畦道をアンダーパスするように作られた水路がここで地上に出てきます。覗き込んでみましたが、水は溜まっていたものの流れてはいませんでした。

2009/08/28

分水施設

わかりにくいかもしれませんが、水は左側から流れ込んできています。

円筒分水のような公平な分配は期待できなさそうですが、利水施設の発達や減反などもあって、かつてほど水に苦労することがなくなったということでしょうか。

こちらの施設は数年ほど前に改修工事が行われたようです。やはり厳密に水を分けるということを一番の目的とはしていないようですね〜。

どちらの写真も安曇野で撮ったものです。扇状地形のために、かつては特に平野部で水不足に苦しめられたようです。現在の安曇野ではいたるところに用水路が張り巡らされていて豊富に水が流れているため、水に苦労した時代をイメージするのは難しいかもしれません。

2009/07/06

横井清水

西天竜幹線水路とは別の利水施設ですが、比較的近くにあって、今回のツーリングで最も訪れてみたい場所でした。

「艶三郎の井」とも呼ばれているために、ここで地下水が湧いているように思いますが、そうではなくて、離れた場所で湧き出した地下水をここまで引いてきて分水しているということのようです。

中心部の底が見えるように近づいて撮った写真です。地下水ということで、さすがに水が澄んでいます。

ところで、この横井清水伊那市荒井という場所にあるのですが、途中どこにも案内看板などが見当たらず、探し出すのにかなり苦労しました。住宅地に近いということもあるのかもしれませんが、どうしてこうまで放置したままなのか不思議です。


再び西天竜幹線水路円筒分水工群へ

ほぼ一ヶ月前の6月7日に初めて訪れた通称「西天の円筒分水群」(→2009,06,07 「西天竜幹線水路円筒分水工群 1」 )。前回行きそびれた箇所を巡るために、昨日、バイクで行ってきました。

前回と同じく水門に付けられた番号順に載せています。

6号甲

水門番号の前に地区名が付いているはずなのですが、確認し損ねてしまいました。前後の水門からすると「沢」か「大出」のどちらかだと思うのですが。

6号乙

上の6号甲のすぐ下にある小さな分水です。

八乙女の水路橋

前回もここには来ているのですが、写真も撮らずに通過してしまいました。

谷の部分にかかる元・水路橋です。現在はサイフォン式の水路(深沢サイフォン、1942年完成)が近くにあって、水はそちらを流れています。

水路橋としての役割は終わってしまったのですが、このように道路として使用されています。

映画『さよなら、クロ』のロケ地のひとつなのだそうです。

29号支川

田畑29号の水門近くにある円筒分水とは、どういう関係にあるのでしょう?

西天竜幹線水路からは東側にかなり下ったところにありました。これでは、見つけられなかったはずです。

今、この写真を眺めていて気がついたのですが、これは中央から水を噴出させて分水するタイプではないですよねぇ。もし、再びここに行く事があれば確認してみたいところです。

御口33号乙

ここに来るまでに30号支川の円筒分水があるということなのですが、とうとう見つけられませんでした。

御口33号乙だと思います。この円筒分水も西天竜幹線水路から東側に降りて行った道路沿いにありました。

造形的にきれいな円筒分水だと思います。ひょっとすると、中央に見えるコンクリート製の三角形の部分は後から作られたものかもしれません。

山寺37号

おそらく一番下流側にある分水施設だと思います。とても小さなもので、これが円筒分水の範疇に入るのかどうかはわかりません。


2009/06/19

上原温水路

5月に行った大町市上原温水路に再び行ってきました。→2009,05,18 「上原温水路」

篭川からの水が上原温水路に流れ込む場所です。きょうは勢いよく水が流れていました。

前回とほぼ同じ場所から撮った写真です。

途中にある橋の上から上流方向の眺めです。

今回も温水路の上から下まで歩いてみましたが、上の水門近くと下では水の温度が違っていますね〜。先人の知恵には感心させられるばかりです。

2009/06/16

魚の群れ

あづみ野やまびこ自転車道自転車で走ってきました。このサイクリングロードは拾ヶ堰に沿って延びているのですが、何気なく流れを眺めたところ、写真のように小魚が群をつくって泳いでいました。

時々、釣り竿を手にしているヒトを見かけることはあるのですが、本当に魚が住みついているんですね〜。

この魚の名前はわかりませんが、他にもメダカが群れていました。


2009/06/11

西天竜幹線水路円筒分水工群 5

続きです。

田畑29号


典型的なカタチの円筒分水です。水が配分されている様子もよくわかります。

田畑30号


泡や藻が浮かんでいてキレイに見えないのが残念な円筒分水です。左側の用水路の造形がユニークです。

神子柴31号


このあたりではよくあるタイプです。この円筒分水は水の流量が比較的多めでした。

御口32号


キレイに手入れされているという印象でしたが、円筒分水そのものはかなり古びていて、亀裂や欠けた箇所が目立っていました。

神子柴33号


道路から少し離れた場所にありました。やや小さめの可愛い感じのする円筒分水です。


  • 今回訪れた円筒分水(西天竜幹線水路円筒分水工群)の写真は、以上で終わりです。
  • 円筒分水の多くは西天竜幹線水路沿いにありますが、車道は場所によっては1車線幅しか無いため、クルマで訪れることは避けたほうが賢明だと思います。また、一般車が通る道というよりは地元の農作業用車輌のための道路といった感じなので、邪魔にならないような日時を選ぶことも必要だと思います。

2009/06/10

西天竜幹線水路円筒分水工群 4

続きです。

大泉23号


花に囲まれた円筒分水です。

大泉24号


内側にコンクリートの厚みが異なる箇所が見えていますが、どういう理由によるものなのでしょうか。

南殿25号甲


ひょっとすると、"大泉25号乙"かもしれません。

水が出てくるところが底の穴ではなくて、横からのパイプになっています。ゴミが浮いているのが残念でした。


2009/06/09

西天竜幹線水路円筒分水工群 3

昨日の続きです。

久保19号乙


道路の下に円筒分水が隠れたカタチになっています。隠れた部分もしっかり造ってあるので、円筒分水が先にあって、のちに道路が拡張されたということなのかもしれません。

番外


上の"久保19号乙"を見たあと、下に降りていくとこのような分水がありました。円形ではなく方形分水といった感じです。

コンクリート製の短い柱状のものが見えていますが、あの間に板を入れて水量を調節する仕組みになっているようです。

写真の右側から流れてきた水は、(そのまま分水に入るのではなく)入口のところで下に潜って、湧き出させてから分水されるようになっています。

それにしても、前後の水路の造形がなんとも見事です。

久保20号


"久保19号乙"と同じように、一部が道路に隠れた構造となっています。

この円筒分水の全景です。面白いのは円筒分水のカタチに合わせて田んぼの畦が造られていること、そして、稲もこのカタチに沿うように植えられていることです。

塩ノ井21号甲


扇形タイプです。コンクリート製の立派な階段があるというのは他に無かったような気がします。水が湧き出してくる穴の上部の壁が、穴に合わせて曲面を描いているというのも特徴的です。

大泉21号乙


やはり一部が道路に覆われてしまっている円筒分水です。この写真で、道路下の部分もしっかりと造られていることがわかるのではないでしょうか。

北殿22号


写真では一部が隠れているように見えますが、完全な円形をした円筒分水です。