長野県全域で明日は朝から雨の予報が出ているようです。
早朝から昼まで出かける用事があって、車を持たない自分はオートバイで行かなければなりません。雨の日は路上のマンホールや白線のひとつひとつが転倒の原因になり得るので、視界が悪い中を目を凝らしてのライデイングとなります。
力まずに普段よりやや慎重に走っていればどうということはないのですが、出かける前から雨が降っているというのはやはり少し気が滅入ります。
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長野県全域で明日は朝から雨の予報が出ているようです。
早朝から昼まで出かける用事があって、車を持たない自分はオートバイで行かなければなりません。雨の日は路上のマンホールや白線のひとつひとつが転倒の原因になり得るので、視界が悪い中を目を凝らしてのライデイングとなります。
力まずに普段よりやや慎重に走っていればどうということはないのですが、出かける前から雨が降っているというのはやはり少し気が滅入ります。
きょうの夕方に撮影した西側の空の様子です。
安曇野では珍しく東側の空に浮かぶ雲もまた、夕日を受けて鮮やかな朱色に染まっていたのですが、写真ではあまり上手く撮れていませんでした。
安曇野の夏の醍醐味は、なんといっても午後のひとときを昼寝して過ごすことです。
部屋の窓を開け放せば、そよ風が絶えず吹き抜けていきます。座布団を枕代わりに、畳の上に大の字になれば、ヒンヤリとした感触が背中に伝わってきます。安曇野は避暑地ではありませんが、それでも東京で過ごした夏とは比べものにならない快適さを堪能できます。
それでは小鳥たちのさえずりを聴きながら、しばらく昼寝を楽しむことにします。
彼が亡くなってもう何年になるのでしょう?アラスカに移り住み、動物と自然、そしてなによりそこで暮らす人々の写真を撮り続けた星野道夫の死は、あまりに突然で衝撃的なものでした。
自分は彼のファンと言うには熱心さも勉強も足りないかもしれませんが、それでもニュースで彼の死が伝えられた時はなんとも残念で悔しく、そして虚無感のようなものまで感じたものです。
プロカメラマンの写真はあらゆる機会に目にしますが、星野道夫ほどレンズを通して撮影対象に優しい眼差しを向け、またその写真作品に撮影者自身の存在感が満ちあふれている人を自分は他に知りません。
"ワタリガラス(raven)"の神話に、人類大移動の記憶を見いだそうとした彼の仕事の続きを、今ではもう期待することさえできないのですが、それでも心待ちにしている自分に気付く時があります。