実家の庭で母が育てているモッコウバラです。花の直径が2~3cmほどと可愛らしいバラです。
モッコウバラの「モッコウ」ですが、その名前を初めて耳にした時、どんな漢字をあてるのかまったく見当がつきませんでした。「木香」なんですね~。
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実はこれまで四国カルストに行ったことがありませんでした。それで、今回の帰省に際しての目標が、四国カルストを訪れること。
きょうはいつもより早起きして、高速道路で高知県へ。ほぼ高知県と愛媛県の県境に位置する四国カルストを高知県側から登って、愛媛県側に降りていくというルートをとりました。帰りは高速道路利用です。四国の中心部を小さくグルっと回ったカタチになります。走行距離は300kmくらいではないでしょうか。
国道197号線から東津野城川林道(全線舗装済み)で四国カルストの東の端、天狗高原を目指してバイクで登っていったのですが、天狗荘から西に入って割とすぐのところで撮った写真です。南西方向の景色です。
姫鶴平の東側から西の方向の眺めです。カルストらしい風景が見えています。風力発電の風車が2基あります。
姫鶴平の姫鶴荘から東の方向、つまり通ってきた道を振り返るかたちで撮った写真です。
やはり姫鶴荘前から北東方向を撮った写真です。四国カルストでは所々で牛の放牧が行われていました。
香川県西部の三豊市に瀬戸内海に突き出た荘内半島という場所があります。この半島に標高352mの紫雲出山という山があって、頂上直下まで車道が通じているのでバイクで行ってみました。
この荘内半島は浦島太郎伝説で知られています。この紫雲出山の「紫雲」とは、浦島太郎が玉手箱を開けた時に発生した煙に由来しているという説もあります。
山頂展望台の少し手前から東側の坂出・丸亀方面を眺めるとこういう景色になります。手前の島は粟島だと思います。遠くには瀬戸大橋の橋脚が写っています。
展望台から北東方向の眺めです。左側に漁村が見えていますが、あのあたりが箱という地区。玉手箱の「箱」と関係があると言われています。
北西方向の眺めです。荘内半島の先端が右側に見えています。この沖合は香川県、岡山県、そして広島県の県境となっています。
左側に見えている漁村や湾のある地域の名前は生里。浦島太郎が生まれた場所ということから付いた地名だとも。
南の方角を撮った写真です。手前の湾が大浜で、その奥が仁尾港です。
以上のようにこの紫雲出山の頂上からはほぼ360度の眺望を楽しめるわけですが、昔から見張りをする場所として重要だったようです。「紫雲」は玉手箱の煙というよりは、狼煙(のろし)に由来しているのかもしれません。