昨年のこの日は、このような文章と写真をUPしていました。→2010,05,28の日記
いろいろな写真を載せています。
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ネットでは女神湖にも円筒分水があるという情報があるので、女神湖を一周して探してみたのですが見つけられませんでした。で、蓼科湖の円筒分水(茅野市)へ。ここも先に訪れた鷽ノ口円形分水とともにぜひ訪れてみたかった場所です。
蓼科湖の堰堤の下にあります(この写真は、堰堤の上から見下ろすカタチで撮ったものです)。場所はすぐにわかると思います。
説明書みたいなものがないので、この円筒分水についての詳細はサッパリわかりません。
右側の蓼科湖からの水を、手前右側と左奥二つの用水路に分水しているようです。なかなか近未来的な滑らかな造形をしている円筒分水です。
長野県内で訪れていない円筒分水は、(確実に存在しているとわかっているもので)あと1箇所となりました。
2011,05,25 撮影
鷽ノ口円形分水(佐久穂町)を堪能したあとは国道141号線に出て、北上。国道142号線を経て主要地方道40号線で南下。女神湖方面を目指しました。途中で、今回のツーリングの目的地のひとつである「鳴石」(立科町)に立ち寄りました。
ソフトクリームなどを販売している売店の駐車場から、北側に100mほど入った林の中にあります。「雨境峠祭祀遺跡群」のひとつで、ここで神の降臨を願ったりするなどの祭礼が行われたそうです。
周辺では勾玉が多く出土したことから、このあたりは「勾玉原」とも呼ばれるとか。けっこう標高の高い場所ですが、大昔から人々が活動していたんですね~。
案内板のある方からすると裏側ということになるのですが、こちらのほうが不思議感があるので、ひょっとするとこちらが表側(祭祀に際して、人々が集う側)だったのではないかとも思ったのですが、どうだったのでしょう。
2011,05,25 撮影
今回のツーリングの一番の目的が、この鷽ノ口(うそのくち)円形分水を訪ねることでした。鷽ノ口地区までは割とスムーズにたどり着いたものの、肝心の鷽ノ口円形分水の場所がわからず(道沿いに案内板等はありませんでした)、地区内を行ったり来たり。バイクで良かったです。
写真の左上が上流部で、石堂川の引き込んでいます。流れてくるゴミを除去するためのゴミ揚げ機が見えています。
側面の穴は全部で47個あり、上村用水に28個を、佐口用水として13個を、そして小山用水として6個を割り当ててあるそうです。
水量が豊富で、この時期を狙って行って正解でした。動画はこちら(YouTube版のほうが高画質です)。
鷽ノ口円形分水の上流側です。右側にゴミ揚げ機が写っています。
2011,05,25 撮影
国道299号線の麦草ヒュッテ入り口付近にあります。麦草ヒュッテとは道路を挟んで反対側です。
まだ雪が残っていたのか、先日降ったという雪のためなのか、このような景色に。久しぶりに雪の上を歩きました。
2011,05,25 撮影
「みしゃかいけ」と読むようです。
茅野市にある人工の池で、奥蓼科温泉郷に向かう県道191号線沿いにあります。東山魁夷の「緑響く」の風景モデルとなったとされる場所ということで、立ち寄ってみました。
写真の方向が絵と一致しているかどうかはわかりませんが、静かな水面に樹々の影が映っている様子は確かにきれいでしたね~。
2011,05,25 撮影