北海道にツーリングに行って初めて知ったのが、"こまい(氷下魚)"の干物です。
写真は、安曇野のスーパーで買った"一夜干しこまい"ですが、北海道(と下北半島など)では、カチンカチンに固い"本干しこまい"が売られていて、自分の好みはその"本干し"の方です。
"本干しこまい"は、食べる前にトンカチで叩いて身を柔らかくする人もいるようですが、自分の場合はそのままかじりついてしまいます。
噛んでいるうちに微妙な塩気が口の中にひろがって、食べるのが止まらなくなってしまうほど。
軽くてかさばらず保存も効くので、キャンプツーリング中の酒のつまみにはもってこいのものなのですが、こちらでは(東京も含めて)あまり見かけませんし、売っていてもサイズが小さい割に高かったりします。
以前、神恵内村の小さな食料品店では、大きい"本干しこまい"がダンボール箱にゴッソリと入っていて1匹(本)が50円という値段でした。
日本酒が手に入ったので、スーパーで見かけた"一夜干しこまい"をつい買ってしまったのですが、やはり別物ですね。"本干しこまい"が欲しくなってしまいました。
北海道の味といえば"ホッケの燻製"も大好物なのですが、これもまたこちらでは見かけない商品です。