安曇野では稲刈りのあと田んぼに残った稲ワラを、"わらぼっち"にするだけではなく、トラクターにつけた機械でロール状にまとめていく作業がしばしば見られます(この作業は、かなりユニークな動きです)。
大きさは稲の切り株から想像がつくと思いますが、似たような「牧草ロール」とは比べ物にならない小ささです。
こうした"稲ワラロール"は、また田んぼや畑に鋤きこまれたりするようです。リンゴ畑で、リンゴの木の間に並べてある光景を見ることもあります。
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かなり傷んでいますが"千手観音像"だと思います。
安曇野にはさまざまな石像がありますが、こうした"千手観音像"が集落の中に、それも屋根付きで祀られているのに出会ったのははじめてです。
上の"千手観音像"はこのような場所にあります。
東筑摩郡山形村では、安曇野より南に位置しているためでしょうか、いくぶん早めに稲の刈り取りが終わりつつあるようです。
収穫の終わった田んぼには、ご覧のようにたくさんの"わらぼっち"が並んでいました。
安曇野ではもっと広い田んぼでもこんなに多くの"わらぼっち"は作られないのですが、筑摩野では写真のような田んぼをよく目にします。
稲ワラをどう活用するか、あるいはどう処理するのかは、地域によって差異があるのかもしれません。
朝から強い風が吹いています。
気温も上がっているようですが、風があるためかそれほど暑さは感じません。ですが、やはり秋の「爽やかさ」とは程遠いようで、「残暑」という感じです。