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2009/04/30

明日香村 散策 1

宿に到着したのが午後3時。明日香村を見てまわるのにはレンタサイクルが便利なのはわかっていたのですが、自転車を返却する時間までの残り時間が少ないため、徒歩で巡ることにしました。

今回、明日香村を訪れた目的は巨石巡り。ということで、数ある見どころの中から巨石のある場所を繋ぐカタチで歩きました。

集落


途中にはこのような場所も。

交互通行の信号


集落内には所々道幅が狭い箇所があって、クルマを交互に通すための信号が設置されていました。赤信号が4分間、青信号が20秒間です。

酒船石


少し山を登ったところにあるんですね〜、(酒船石の使用目的は謎ですが)加工後は利用しやすいように平地に移動してあるものだとばかり思っていたので意外でした。ということは、日常的に使う例えば分水路というようなものではなくて、特別な儀式で用いられるものだったのかもしれません。それとも、加工はしたものの、それっきり放置されてしまったとか・・・素人ながらにいろいろと推理できるのが楽しいところです。

酒船石を反対側から見たところです。

看板


こういう看板もあったんですね〜。

お馴染みの看板も残っていました。

石舞台古墳


徒歩だと距離感や所要時間がいまひとつ掴みきれなくて、歩き始めた時はこの石舞台古墳まで行ければいいかな、と思っていたのですが、意外と早く着いてしまいました。

夕方だったことが幸いして、観光客も少なめです。

玄室の内部です。重機の無い時代に巨石をこれだけきれいに積み上げることができたのですから、当時の土木技術というのは凄いものだと感心してしまいます。

この石舞台古墳歴史の教科書で必ず写真が載っていますが、実物の迫力はやはり圧倒的です。訪れてみて良かったですね〜。


奈良へ


朝、実家を出発しました。途中までは来た時と同じルートですが、安曇野にはまっすぐ帰らずに奈良で一泊します。

岡山県では備前ICから山陽自動車道に入り、吹田Jctで近畿自動車道へ。松原Jctから阪和自動車道、美原Jctから南阪奈道路へと乗り継いで奈良県の橿原市、そして明日香村に入りました。

写真は宇高国道フェリー乗船後に撮った高松港です。

2009/04/29

再度、はまんど 盛へ

明日、実家を発つ予定なので、その前にもう一度讃岐ラーメン はまんど 盛香川県三豊市) に行ってきました。注文したのは前回(→2009,04,24 「讃岐ラーメン はまんど 盛のしょうゆ」)と同じく「しょうゆ」の大盛り(600円)。

今回も混雑を避けるために昼過ぎに行ったのですが、それでも家族連れで行列ができていました。

さぬきうどんを食べるよりも、このはまんど 盛ラーメンを食べることのほうが帰省の際の楽しみになってしまいました。

2009/04/28

龍河洞へ

バイク高知県香美市にある龍河洞に行ってきました。

大歩危


先日、四国カルストを訪れた際は高速道路を利用しましたが、今回は国道32号線をひたすら南下しました。道の駅 大歩危(徳島県三好市、旧 ラピス大歩危)から見た下流方向の眺めです。吉野川の景勝地"大歩危"です。

奥のほうに鯉のぼりが見えています。

対岸をJR四国土讃線が通っています。子どもの頃に何度か列車で高知県に行ったことがありますが、車窓からの眺めに興奮した覚えがあります。休憩中に列車が通過していきましたが、よくもこんなところに線路を通したものだと感心してしまいました。

龍河洞


龍河洞の駐車場から龍河洞のある山を写した写真です。

そういえば、駐車場には東京のナンバーを付けたバイクが数台停まっていました。

龍河洞へ続く道の両側にはお土産物屋が並んでいます。天気も良いのに、どういうわけかほとんど観光客の姿を見かけませんでした。あるお店では店主らしい人がトランペットの練習をしていました。

土佐刃物を扱っているお店がたくさんあって、いろいろなタイプの手裏剣が並んでいたのですが、いくつか買っておけば良かったかもしれません。

ここを登った先に券売所(大人:1,000円)と龍河洞入口があります。この石段の右側にはちゃんとエスカレーターも設置されています。

フラッシュを使うのも悔しいのでそのまま撮りましたが、案の定ブレています。

龍河洞は国指定の史蹟天然記念物。ここに来るのは子どもの時以来です。洞内の歩道がよく整備されていて驚きました。所々で待機しているガイドさんついてはどうでしょうね〜? 落ち着いて見物できないような気がします。希望者だけに同伴して案内するというほうが良いように思いましたけれども。

出口近くに弥生人の生活跡があって、そこに「神の壺」と呼ばれる鍾乳石と一体化しつつある壺があるわけですが、記憶にあるよりも遠くにあって、しかも小さく感じられました。でも、これは一見の価値がありますよね〜。

龍河洞博物館です。龍河洞入場者は無料で見学できます。洞内に生息している動物の標本があったりして、なかなか楽しめました。

駐車場に戻ってきて時間を確認すると、ちょうど1時間かかっていました。他にほとんど見学者がいなかったのでこの時間で回ることができましたが、団体客がいるとかなり時間がかかりそうです。

2009/04/27

大窪寺へ

バイク四国霊場八十八カ所の第88番札所大窪寺に行ってきました。

道の駅 しおのえ


国道193号線沿いにある道の駅です。中央を流れているのは香東川で、右側に道の駅 しおのえがあります。左側は日帰り温泉施設の"行基の湯"です。

そういえば、"行基の湯"の前に足湯の施設がありましたが、故障中の表示。観光シーズン直前にこんなことでいいのでしょうかね〜。

この道の駅でしばらく休憩していたのですが、三重県から来たというツーリング中のライダーと話をする機会がありました。ほとんど予備知識無しで四国に来たということで、オススメの観光スポットなどを訊ねられたのですが、その際に話した情報は少しは役にたったのでしょうか? バイクに乗っていると、こういう出会いがあるのが楽しいですね〜。

大窪寺


四国霊場八十八カ所の最後、第88番の札所大窪寺です。結願の寺とも言われています。

山門が2カ所ありましたが、こちらが古いほうでしょうか? お遍路さんが次々に来ていました。

山門を抜けて、本堂を写した写真です。背後の山を見ると、ここにお寺が造られたのもわかるような雰囲気の場所です。ただ、いつも思うのですが、第88番にしては不便な場所にあるような気がします。第1番の霊山寺までは直線距離でおよそ30kmほど。もう少し霊山寺に近い場所で好適地は無かったのでしょうかね〜。

お遍路の道のりをともに過ごしてきた杖がたくさん納められていました。

小さくてわかりにくいかもしれませんが、高さ20cmほどの空海の像がずらっと並んでいます。各像の下には寄進した人の名前が記されていました。

上高地開山祭


2009/04/25

モノライダー

4月23日に撮った写真の続きです。

讃岐ラーメン はまんどラーメンを食べたあと、そばにある"道の駅 ふれあいパークみの"に寄ってみました。『ツーリングマップル』の該当箇所を見ると「モノライダーで空中探検!?」という説明があり、そのモノライダーというものがどんなものなのか確認してみたかったわけです。

これがモノライダーです。ジェットコースターではなくて、モノレールのミニチュア版という感じでしょうか。この種の環状式乗り物としては西日本で最大規模(全長:約600m)だそうです。

モノライダーの名のとおりの一本レールです。

香川県もミカンの栽培が盛んな土地で、山の上のほうまでミカン畑が続いているのですが、そうした場所での農作業などに用いられる小型の急傾斜用モノレールをイメージしていたのですが、傾斜がそれほど無いためにギザギザのアプト式レールのような箇所は無いように見えました。

下から覗いてみたところです。

この日は閑散としていて、このモノライダーに乗る人を見かけませんでした。休日は順番待ちの行列ができるのでしょうかね~。

美ヶ原高原開山祭


赤沢自然休養林 営業開始


2009/04/24

讃岐ラーメン はまんど 盛のしょうゆ


昨日撮った写真です。観音寺市の豊稔池(→2009,04,23 「豊稔池」)に行ったあとで立ち寄りました。"讃岐ラーメン はまんど 盛"は三豊市にあります。

入口前にはメニューと一緒に「入店心得」と題された看板がありました。いきなり「入店心得」とあると、なんだか入り辛いお店のような気がしてしまいますが、実際はそんなことはなく、ここに書かれてある内容も、要は最初に食券を買ってスタッフの案内を待っていてください、といったことです。

メニューです。

姉妹店というよりも親子店という位置付けらしいお店"虎右エ門"の案内。

帰省するたびにこの「しょうゆ」を食べるのを楽しみにしています。魚醤のひとつ「いかなご醤油」を使用したスープで、麺は平らな太麺。初めて食べて以来、すっかりハマってしまいました。

価格は500円。今回は大盛りということでプラス100円となっています。

この"讃岐ラーメン はまんど"のかつてのお店がこちらです。一番上の写真の店舗は、このプレハブ店舗のすぐ裏に位置しています。

ETC車載器 入荷

長野県バイク屋さんからETC車載器を入荷したという連絡がありました。四国にいるのですぐには取り付けることができませんが、申込みをした時(→2009,04,02 「ETCカードは届いたものの・・・」)には6月になるかも、と言われたことを思うと、ありがたいやら嬉しいやらという気持ちです。

ゴールデンウィーク明けにでも取り付けてもらおうと考えています。

2009/04/23

豊稔池


豊稔池堰堤


香川県観音寺市にある豊稔池に行ってきました。ここには国内最古といわれる石積みアーチ式ダムの豊稔池堰堤があります。

堰堤の高さは30.4mで、西洋の古い城郭のような雰囲気があります。

堰堤に向かって左側に上部へとつづく道があったので、登ってみました。

途中からはこんな感じ。

堰堤上部から下を見下ろしたところです。けっこう高度感があります。

堰堤上部の様子です。

堰堤から見た豊稔池の上流部です。

旧土砂吐樋門


豊稔池堰堤の周囲は公園のように整備されていて、その一画にこうしたものが置かれていました。

旧中樋取水口


上の旧土砂吐樋門と並んで置いておりました。


火薬庫跡


これも近くにあったのですが、説明が無いために、どういう目的でここに火薬庫があったのかなどは不明です。

2009/04/20

タンポポ


実家の庭のタンポポです。四国の香川ではこんな状態ですが、安曇野ではどうなのでしょう?

モッコウバラ


実家の庭で母が育てているモッコウバラです。花の直径が2~3cmほどと可愛らしいバラです。

モッコウバラの「モッコウ」ですが、その名前を初めて耳にした時、どんな漢字をあてるのかまったく見当がつきませんでした。「木香」なんですね~。

2009/04/19

四国カルスト

実はこれまで四国カルストに行ったことがありませんでした。それで、今回の帰省に際しての目標が、四国カルストを訪れること。

きょうはいつもより早起きして、高速道路高知県へ。ほぼ高知県愛媛県の県境に位置する四国カルスト高知県側から登って、愛媛県側に降りていくというルートをとりました。帰りは高速道路利用です。四国の中心部を小さくグルっと回ったカタチになります。走行距離は300kmくらいではないでしょうか。

国道197号線から東津野城川林道(全線舗装済み)で四国カルストの東の端、天狗高原を目指してバイクで登っていったのですが、天狗荘から西に入って割とすぐのところで撮った写真です。南西方向の景色です。

姫鶴平の東側から西の方向の眺めです。カルストらしい風景が見えています。風力発電の風車が2基あります。

姫鶴平の姫鶴荘から東の方向、つまり通ってきた道を振り返るかたちで撮った写真です。

やはり姫鶴荘前から北東方向を撮った写真です。四国カルストでは所々で牛の放牧が行われていました。

白馬ざぜん草祭り


  • 白馬村五竜ざぜん草園
  • 10:00〜
  • 約45万株のザゼンソウが自生
  • TEL:0261-75-3131(白馬五竜観光協会)
  • かたくり祭


  • 波田町上海渡かたくり園
  • 04,19〜04,26
  • 09:30〜16:00
  • 200円(高校生以上)
  • 約3万株のカタクリ
  • TEL:0263-92-3001(波田町地域づくり課)
  • 2009/04/18

    更新ページ

    2009/4/18

    紫雲出山

    香川県西部の三豊市に瀬戸内海に突き出た荘内半島という場所があります。この半島に標高352mの紫雲出山という山があって、頂上直下まで車道が通じているのでバイクで行ってみました。

    この荘内半島は浦島太郎伝説で知られています。この紫雲出山の「紫雲」とは、浦島太郎が玉手箱を開けた時に発生した煙に由来しているという説もあります。

    山頂展望台の少し手前から東側の坂出・丸亀方面を眺めるとこういう景色になります。手前の島は粟島だと思います。遠くには瀬戸大橋の橋脚が写っています。

    展望台から北東方向の眺めです。左側に漁村が見えていますが、あのあたりが箱という地区。玉手箱の「箱」と関係があると言われています。

    北西方向の眺めです。荘内半島の先端が右側に見えています。この沖合は香川県岡山県、そして広島県の県境となっています。

    左側に見えている漁村や湾のある地域の名前は生里。浦島太郎が生まれた場所ということから付いた地名だとも。

    南の方角を撮った写真です。手前の湾が大浜で、その奥が仁尾港です。

    以上のようにこの紫雲出山の頂上からはほぼ360度の眺望を楽しめるわけですが、昔から見張りをする場所として重要だったようです。「紫雲」は玉手箱の煙というよりは、狼煙(のろし)に由来しているのかもしれません。