2008/11/12
Twitter:raven_xx
2008/11/12
きょうの安曇野は・・・
朝8時の気温は、3℃でした。
朝のうちは曇っていましたが、その後は急速に青空が広がりました。最高気温は14℃ほど。日射しがあったために気温よりも暖かく感じられました。
昨年のこの日は、このような文章と写真をUPしていました。→2007,11,12の日記
東塩尻駅、1
11月10日に撮った写真です。かやのそばセンターを訪れたあと、廃駅である東塩尻駅を探索してみました。
- 2008,11,10 「かやのそばセンター、1」
- 2008,11,11 「かやのそばセンター、2」
最初に断っておかなければいけないのですが、1983,10,12に廃止されたこの東塩尻駅(東塩尻信号場)、短いホームがまだ残っているということだったのですが、今回はその場所を見つけられず、代わりに引き込み線の写真がメインとなっています。
常光寺
飯綱山常光寺というシャクナゲで有名なお寺です。東塩尻駅はこのお寺の裏手の山にあります。方角でいうと南西方向の山の中ということになります。
ろくに東塩尻駅の場所を確認しないまま探索を始めてしまい、常光寺境内に隣接する墓地の先に続く細道を薮をかき分けながら強引に登っていったのですが、後述するように正しいルートがあります。旅客扱いをしていたわけですから、それはそうですよね〜(笑)
登り口
こちらが東塩尻駅への正しいルートとなります。右側の白いコンクリート舗装の道を登って行きます。ここは常光寺から東側にぐるっと回り込んだところです。地形図にはちゃんと記載されています(下で触れている廃道も載っています)。
写真の右端に車輌通行止め(小特を除く)の標識が見えていますが、これはこのコンクリート舗装の道を指しているのではなくて、実はあの場所から右上に登って行く未舗装路があります。最初、常光寺裏手から強引に登っていったわけですが、降りる時はこの薮に覆われた廃道?を使いました。もちろん、最初からコンクリート舗装の道を選択すれば、そんな苦労をする必要はなかったわけです。
てらやま踏切
まず、正規の道ではなくて右上に登っていく廃道の先に何があるか、ですが、こうした構造物があります。この上には東塩尻駅の引き込み線のひとつが通っています。
構造物のうえに登って、その先を見下ろしたところです。
見えているのが"てらやま踏切"。JR東日本中央本線の辰野支線です。上下に2枚ある看板の下側のものには「ちゅうおう線 156番 てらやま踏切」と記載されていました。
もう1枚の上の看板には「この踏切は、二輪車・軽自動車・および小型特殊以外の自動車は、通行できません 塩尻警察署 上諏訪保線情報センター」と書かれてありましたが、そもそもこの場所に徒歩で近づくことさえも大変ですからね〜(笑) この踏切を渡った先には何があるのでしょうか? ちなみに「上諏訪情報センター」の文字は「松本保線区」と元々書かれてあったものに上書きされていました。
東塩尻駅構内
コンクリート舗装の正規の道を登っていくとこの写真の場所にでます。右側が塩尻駅方面です。
線路(JR東日本中央本線辰野支線)の向こうに石積みのホームっぽいものが見えますが、少なくとも旅客乗降用のホームではありませんでした。
石積みのホームっぽいものの上に行ってみると、このようにレールが。レールをただ置いてあるわけではなくて、敷設されている様子。こちらも引き込み線のようなものだったのかもしれません。
善知鳥トンネル側(小野駅方面)の様子です。切り替えポイントが見えていますが、あの先に東塩尻駅の乗降用ホームがあるのかもしれません。今回、あの場所に行かなかったのが悔やまれます。
ポイントのアップです。ご覧のように固定されていて、切り替える機能は失われています。
- 続きは明日更新する予定です。