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2004/09/11

梓川とJR大糸線

国道147号線の梓橋から西側の方向を撮ったものです。梓川の右側(北側)が安曇野、左側が筑摩野ということになります(この区分けについて定説はありません)。

梓川は、大げさに言うと槍ヶ岳の穂先の南側に落ちた雨粒を源(みなもと)としていて、上高地を抜けて流れてきています。そして松本市で北側に方向を変えて奈良井川と合流して犀川となり、穂高明科方面へと流れていくわけです。

一方、槍ヶ岳の穂先の北側に落ちた雨粒は、高瀬川として大町市に流れていきます。やがて、高瀬川は南へと方向を変えます。

そして、穂高明科の境で犀川(元・梓川)と高瀬川は合流します。槍ヶ岳の穂先で南と北に別れた雨粒は、ここで再会を果たすわけです。

その後は犀川として長野市まで流れ、千曲川と合流すると千曲川に名称を統一して新潟県境へ。新潟に入ると信濃川へと名前を変えることとなります。

稲刈り間近

安曇野市豊科(旧南安曇豊科町)の高家(たきべ)の田んぼの様子です。安曇野では、そろそろ稲刈りが本格的に始まりつつあるようです。

写真の、棒にテープを付けてヒラヒラさせているものは、役割としては「案山子(かかし)」と同じように鳥を追い払うことを目的としているのかもしれませんが、いったい何と呼ぶべきものなのでしょう?

ちょっと一言

プロ野球の今回の「スト回避」の件についてなのですが・・・。ストの功罪、あるいはスト回避の是非について言いたいわけではなくて。

まず、オーナー側にも選手会側にも「このままでは近い将来に日本のプロ野球界は衰退・消滅するかもしれない」という身に迫った危機感が根本にあるわけですよね。「球団合併」に対しては主張の違いからストの話がでましたが、「球団合併」問題は双方にとって「プロ野球界存亡の危機」の幕開けに過ぎないわけです。言い換えれば、オーナー側も選手会側も「これから先の日本のプロ野球のあり方」をめぐって真剣に議論をしようとしているところ、と言えるかもしれません。

さて、スト回避が決定した時の一部の自称プロ野球ファンの反応はどうだったでしょうか? 「試合が観られることになってホッとした」、「優勝がかかっているから試合数が減るのは困る」などなど。もちろん、「スト回避反対」「よくわからない」という意見もありました。

自分が言いたいのはここからです。繰り返しになりますが、オーナー側も選手会側も「数年先の日本のプロ野球界のあり方」をめぐって議論をしているわけです。一部の自称プロ野球ファンの「明日の試合が見られることになってよかった」、「損失を免れた」なんていう意見というか感想は、オーナーや選手に対して少し寂し過ぎるのではないでしょうか?

もう少し具体的に言えば、「これからのプロ野球界のことを考えると、今回ストを回避(あるいは決行)したことは評価できる(できない)」など、目先の試合やそれによる損得勘定にとらわれない数年後を見据えた大局的な見方がファンにも求められているのではないでしょうかね〜。ファンならば、数年先のプロ野球界のことをオーナーや選手達とともに考えてみることもそろそろ必要なことのように思います。

これは余談ですが、オーナー側にも選手会側の意見にもファンとして納得できないものがもしあるのなら、ファンが協力して「試合観戦拒否」という手段もアリ、かと思います。もし、東京ドームでの巨人戦でスタンドがガラガラの状態になったら・・・さて、どうなるのでしょう。

瓢箪(ひょうたん)の花とカエル

わが家で勢いよく成長を続けている瓢箪

その白い花にカエルが1匹、スッポリと収まっていました。かなり居心地がいいみたいです。