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2004/09/11

梓川とJR大糸線

国道147号線の梓橋から西側の方向を撮ったものです。梓川の右側(北側)が安曇野、左側が筑摩野ということになります(この区分けについて定説はありません)。

梓川は、大げさに言うと槍ヶ岳の穂先の南側に落ちた雨粒を源(みなもと)としていて、上高地を抜けて流れてきています。そして松本市で北側に方向を変えて奈良井川と合流して犀川となり、穂高明科方面へと流れていくわけです。

一方、槍ヶ岳の穂先の北側に落ちた雨粒は、高瀬川として大町市に流れていきます。やがて、高瀬川は南へと方向を変えます。

そして、穂高明科の境で犀川(元・梓川)と高瀬川は合流します。槍ヶ岳の穂先で南と北に別れた雨粒は、ここで再会を果たすわけです。

その後は犀川として長野市まで流れ、千曲川と合流すると千曲川に名称を統一して新潟県境へ。新潟に入ると信濃川へと名前を変えることとなります。