安曇野など長野県中信地域では、青唐辛子のことを「辛コショウ」または「青コショウ」、あるいは単に「コショウ」と呼ぶことがあります。
農産物直売所などでは、ナスの袋詰めにこの「辛コショウ」が2本ほど一緒に入れられて販売されていたりします。ナスと「辛コショウ」を一緒に炒めて醤油で味付けしたものは、この季節、家庭での定番メニューとなっているようで、このピリ辛の一品はご飯がすすみますし、ビールにもよく合います。
乗鞍高原(松本市安曇)などの山間部では味噌漬けにして、冬の山仕事の際、身体を温めるおかずとして重宝されているようです。
写真は、我が家の畑で作っている「辛コショウ」で、長さは5センチくらいでしょうか。
ちなみに、赤唐辛子は「南蛮」と呼ばれることもあります。「塩・コショウ」の「コショウ」は、やはり「コショウ」で、そのあたりがややこしいですね。