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2007/07/31

「絵地図で旅する安曇野」展


明日8月1日から31日にかけて、安曇野市豊科にある"豊科郷土博物館"で開催される展覧会です。

どの時代の絵地図が展示されているのでしょうね〜。興味があるのは、拾ヶ堰などの農業用水ができる前の安曇野の集落分布です。当時は現在の安曇野のイメージとはまったく逆で、安曇野の平野部の大半が扇状地上にあるために水が地下に潜ってしまって水不足は深刻な問題だったとか。

農業用水が整備される前は、水を得やすい東西の山麓沿いや川沿い、扇状地の末端で水が湧き出る"安曇野わさび田湧水群"などの限られた所にしか集落が無かったのでは、と想像しているのですが、どうなんでしょう。そのあたりのことも展示品から知ることができればいいのですが。

そして、さらに興味を惹かれるのが、明日行われる講座「地図と私たち」です。講師の方はなんと「国土地理院関東地方測量部測量課技術専門員」という肩書き。ものすごく面白そうなのですが、用事があって行くことができないんですよね〜。残念です。