Twitter:raven_xx

2007/08/17

インリン・オブ・ジョイトイ


以前にもインリン・オブ・ジョイトイに注目していることを書いたことがありますが・・・。

きょうの「きっこの日記」(あるいは「きっこのブログ」)でも紹介されているのですが、インリン・オブ・ジョイトイの昨日付けのブログエントリー、ちょっと読んでみてください。


  • インリンのこのエントリーに寄せられたコメントを読んでみると、他国から攻撃を受けた場合のことを心配する意見も多く寄せられています。ちょっと想像して欲しいのですが、もし攻撃する側の元首や軍事参謀だったら日本をどのように攻めますか? 自分だったら、中東帰りの大型石油タンカーを(乗っ取るなどして)停船。そして、長距離ミサイルの照準を石油備蓄基地や原子力発電所に合わせたことを日本政府に伝えるだけです。「詰み」までは行かないかもしれませんが、かなり「王手」に近いのではないかと思います。国際社会が解決に動き出すまでの日数と国内の混乱状況の進み方、政府の退陣・・・どちらが速いでしょうか。なにはともあれ「兵糧攻め」で事足りるわけで、日本に上陸して戦闘を行う必要は無いでしょう。ということは、自衛隊の装備のほとんどは役にたたないかもしれません。「防衛」を言うなら、地震で壊れるような原発を海岸線に無防備に並べている現状から、まずなんとかしないといけないでしょうね〜。それ以前にエネルギーや食糧の大半を輸入しているようでは駄目ですが。
  • それにしても、今どき、日本に侵攻するメリットってなにかあるのでしょうかね〜。経済水域が増えるというはあるかもしれませんが、それは日本が魚介類を買うからであって、自分の国の一部になったらうま味はあまりなさそうにも思えます。むしろ維持するのにこんなにお金のかかる国も珍しいのではないでしょうかねぇ。借金大国ですし。持て余してしまいそうです。国を乗っ取るよりも世界的な企業を買収する方が効率的なような気がします。
  • 防衛のための兵器、防衛のための訓練といっても、それらの最終的な目的は、なんだかんだと言っても結局は「殺人」です。
  • 実弾演習を行う隊員達の表情よりも、災害派遣を要請され被災地で働く隊員達の表情が活き活きとして見えるのは気のせいでしょうか。
  • 軍隊というのは、追いつめられた状況では自国民や国よりも自分達の軍隊組織の方を守ろうとするわけです。それは現在の各省庁や役場の連中を見てもわかりますよね〜。国民を守るために戦っているハズなのに、その国民に銃を向けたという歴史的事実を忘れてはいけないでしょう。"THE BOOM"の「島唄」に秘められた意味、例えば、どうしてウージの下で別れを迎えなければならなかったのか、考えてみてください。