ふと思い立って何年かぶりに東筑摩郡山形村の清水高原にある清水寺までバイクで行ってみました。前に訪れた時は、まだ400のバイク(CB400SF)に乗っていた頃のように思います。春先だったために日陰の道には雪が残っていて、恐る恐る進んで行ったような記憶が。
蕎麦で有名な唐沢集落から登って行ったのですが、対向車にも出会わず快適なワインディング。あっという間に着いてしまいました。下りは以前から気になっていた山形村上大池に通じる林道を走ってみました。途中でダート部分があるかと思っていたら、全線舗装済み。林道なので道幅は狭く、枝や小石が散乱している箇所もありましたが、通行にはまったく問題無しです。整備を進めているようで、途中で東屋らしきものを建てていました。
そういえば、後述しますが、最近、地元紙に清水寺関連の記事が2回続けて掲載されたんですよね〜。
改築された展望台
新聞記事になった2つのうちのひとつが、この新しくなった展望台を紹介するものでした。以前の展望台は床が踏み抜けそうな箇所もあったような・・・。
展望台からの眺め
参道
山門を抜けたところです。奥に見えている赤い屋根の建物が本堂です。
本堂、1
お寺の正しい名前は「慈眼山 清水寺」で、729年に行基が創建したと伝えられています。その後、東征の途中で祈願に訪れた坂上田村麻呂が本尊を京都に持ち帰って建立したのが、かの有名な清水寺ということらしいのですが、真相はどうなのでしょうね〜。
本堂、2
装飾の色使いがきれいです。
取り壊し予定
記事になっていたもうひとつが、この建物に関してです。中は座敷になっていて自由に上がって休憩できるようになっていたのですが、現在は倒壊の恐れがあるということで立ち入り禁止となっています。
この建物は、記事が手元に無いのでうろ覚えなのですが、明治期に建てられたものということではなかったでしょうか。山形村の人たちが大切に守ってきたものなのですが、行政としては取り壊して新しく建てるという方向に進み出したようです。地元の人達はこの建物をなんとか残す方法を探っているようなのですが・・・。