東筑摩郡山形村にある唐沢そば集落に行ってきました。ここは蕎麦が美味しいことで有名です。以前から一度は味わってみたいと思っていたのですが、ようやく念願を果たすことができました。
山法師
事前にネットで少し情報を集めて、この山法師というそば店を選択。唐沢そば集落の大抵のお店がそうですが、この写真のように一般の民家です。
玄関で「ごめんくださ〜い」と挨拶すると(本当に他人様の家を訪ねているような感じです)、感じの良い奥さんが・・・。
食事処
奥さんに案内されたのがこの部屋。農家でよく見られるような客間です。
庭
ガラス越しに撮った写真です。いろいろと写真を撮っていると、今度はご主人が登場。素朴な良い感じの人でした。
お品書き
注文したのは、蕎麦(大盛り)900円と野菜の天ぷら400円。メニューは季節によって変動がありそうです。
お通し
注文を済ませてしばらくすると、ご主人がお通しを持ってきました。大根のキムチです。キムチそのものという感じではなくて、ほのかにキムチの風味が広がるという絶妙の味付け。美味しかったです。
ちなみに、このお通しは無料でした。
蕎麦と天ぷら
蕎麦に対するイメージが変わりました。これからは、この蕎麦が自分の基準点になります。天ぷらは季節的に野菜メインでしたが、ひとつ珍しいお芋が入っていました。ご主人の説明によると、"アピオス"という品種だそうです。塩が薄緑色をしていましたが、これも何か特別なものなのかもしれません。ウッカリして訊くのを忘れてしまいました。塩の上にあるのが"アピオス"の天ぷらです。
紫色の薬味が写っていますが、これは辛味大根をおろしたものだそうです。
そば湯
こんなに濃厚なそば湯は初めて味わいました。これまで味わってきたそば湯っていったい・・・と思ってしまうぐらいにインパクトがありました。
そば湯寒天
驚くことにデザート付き。そば湯の濃厚な部分を寒天で固めたものだそうです。これも無料でした。
1,300円でこれだけ堪能できるとは正直思ってもみませんでした。多くの人が絶賛するだけのことはあると思います。唐沢そば集落にはもちろん他にもお店があるので、お店巡りにチャレンジしてみたいところですね〜。