世の中に類似のナイフはたくさんありますが、現在「肥後守」を名乗ることができるのは永尾駒製作所(兵庫県三木市)の4代目永尾元佑さんが作る製品だけだそうです。その由緒正しい「肥後守」シリーズのひとつが手元にやってきました。
箱には「本刃付 登録商標 肥後守定「駒 壹號」(「駒はカネ駒です)と書かれてあります。肥後守は透明な袋に入っていました。
真鍮のハンドル部分がいい色で光っています。ここにも「登録商標 肥後守定「駒」の刻印があります。
いくつかバリエーションがあるのですが、これは「青紙割込(特大)」というもの。カタログ値では、
- 全長:220mm
- 刃渡り:100mm
- 刃厚:3mm
- 重量:70g
- 両刃
ということになりますが、手作りの鍛造品ということでサイズには多少の違いがあるようです。
青紙を割り込んで鍛造。何回か研いではじめて本来の切れ味が出るそうなのですが、これはまだ開封したままの状態。それでも爪に当ててみたりすると、ゾクゾクするような切れ味を感じます。
コレクターというわけではありませんが、刃物類は子供のときから好きでした。研ぐという作業自体も好きですしね〜。さて、この肥後守をどういう時に使いましょうか。出番が来るのが楽しみです。