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2007/09/15

真光寺


昨日はバイクのタイヤに釘が刺さったために、途中で帰ることになった松本市梓川。きょう、再度出かけてきました。

山門


両側にちゃんと仁王像があります。安曇野ではどういうわけか神社が目立つので、たまにこうしてお寺に行ってみると新鮮な感じがします。

真光寺は、元々は真言宗のお寺だったようですが、1868年に廃仏毀釈により廃寺となり、1882年に曹洞宗のお寺として再建されたそうです。「西牧山 真光寺」となります。

本堂


1203年に滋野兼忠の発願によって安置された阿弥陀三尊像は、国の重要文化財だそうです。

創建にまつわる話としては、807年に八面大王征伐に訪れた坂上田村麻呂が持参した青面金剛をこの地に安置したのが真光寺の始まり、というものがあります。先日訪れた山形村清水寺も(「山形村の清水寺」)、また安曇野市穂高満願寺も、その由来に坂上田村麻呂が登場します。ただ真光寺の場合は、八面大王征伐が807年と寺伝に記されているらしいのですが、これはちょっと興味深いことかもしれません。