東京あきる野市にある「東京ムツゴロウ動物王国」が、11月25日で閉園されるそうです。
この「東京ムツゴロウ動物王国」の現状については、以前ブログで取り上げたことがありました。遊園地の跡地利用ということで、乗り物や遊具が使用されないまま残されていたりと、見るからに寒々しい雰囲気を漂わせていたようです(自分としてはこういう雰囲気は好きですが)。
都会の人に多くの動物と触れ合える機会を、ということでムツゴロウさんは開園の決断をしたのでしょうけれど、他の動物園ならいざ知らず「ムツゴロウ王国」というブランドに都会の人が期待していたのは、やはり広大な自然の中で自由に走り回る犬や馬の姿だったのではないでしょうか。
東京で開園するのではなく、あくまでも北海道で一般の人達の見学を受け入れるような態勢作りをしたほうが良かったように思います。宿泊施設や空港からの交通の便、様々な体験プラン・・・北海道でしっかりと受け入れ態勢を用意すれば、それこそ東京からたくさんのお客さんが訪れたのではないでしょうかね〜。スタッフの仕事も様々な業種で確保することができますし、万が一ムツゴロウさんに何かあった時でもしっかりとした組織運営ができていれば大丈夫でしょう。
そういえば、ムツゴロウさんって、もう72歳なんですね〜。
- 東京ムツゴロウ動物王国
- 2004,07,28 開園
- 2006,10,14 運営会社"グローカル21"が経営破綻(負債総額8億円)→"ムツプロ"が運営
- 2007,11,25 閉園
- 畑正憲
- 1935,04,17 福岡市で生まれる