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2008/08/26

ごちそう

いろいろな物価が上がり続けている現在、収入が増えないのであれば支出を削るしかない。となると、一番効果がありそうなのは食費。

考えてみると、日本人が「今夜のおかずは何がいい?」などと日替わりメニューで食事を摂るようになったのは、たかだか30〜40年くらい前からのことではないのだろうか。それ以前は、朝食と夕食では異なるものを食べていただろうけれど、質素な内容だったはず。それに、朝食、夕食の内容が毎日異なるなんてことはなかったのではないかと思う。

禅宗のお寺で修行中の僧侶の食事なんて簡素でビックリしてしまう。一般人の場合、そこまで減らす必要もないけれど、そうした簡素な食事でも健康体で生きていけることは知っておいてもいいことのように思う。

「ごちそう」というのは、たまにある特別な日に食べるから有り難みのある「ごちそう」なのであって、毎日高カロリーのおかずを日替わりで食べているのは、単なる飽食でお金の無駄というものではないだろうか。