昨日の続きです。→2008,11,12 「東塩尻駅、1」 写真はすべて11月10日に撮ったものです。
引き込み線
てらやま踏切に抜ける細道の上に引き込み線(引上げ線)が通っているわけですが(もちろん廃線です)、それを終端までたどってみました。
この東塩尻駅(東塩尻信号場)というのはスイッチバックとなっていたために、非常に大雑把な言い方をすれば四方に線路が延びているわけです。
すっかり樹々が生い茂ってしまって、廃線ムードを味わえます。
撤去された枕木が整然と積まれていました。
レールも並べられていましたが、運び出すとなると大変な作業になりそうです。
廃線跡としてはなかなか良い雰囲気だと思います。
レールと枕木を利用して作られています。柵というよりも土留めのようなものでしょうか。
ここでレールが途切れていました。引き込み線の終端です。
来た道を振り返ってみたところです。
かつては列車がここを出入りしていたわけです。そうした時に居合わせてみたかったですね〜。
この時期だからこそここまで歩いてくることができましたが、草木が生い茂る夏に訪れるのは相当厳しいのではないでしょうか。山の中にポツンとこういう場所が残っているのが不思議な感じです。
- きょう、探し損ねたホームを見つけるべく再チャレンジしたのですが、なんと保線作業中。何名もの作業員がいるなかで本線(中央本線辰野支線)を渡ってウロウロするわけにもいかず、引き返してきました。作業員の人達もいきなり現れたバイクに驚いていた様子でした(笑)