ほぼ一ヶ月前の6月7日に初めて訪れた通称「西天の円筒分水群」(→2009,06,07 「西天竜幹線水路円筒分水工群 1」 )。前回行きそびれた箇所を巡るために、昨日、バイクで行ってきました。
前回と同じく水門に付けられた番号順に載せています。
6号甲
水門番号の前に地区名が付いているはずなのですが、確認し損ねてしまいました。前後の水門からすると「沢」か「大出」のどちらかだと思うのですが。
- 2009,06,07 「西天竜幹線水路円筒分水工群 1」
6号乙
上の6号甲のすぐ下にある小さな分水です。
八乙女の水路橋
前回もここには来ているのですが、写真も撮らずに通過してしまいました。
谷の部分にかかる元・水路橋です。現在はサイフォン式の水路(深沢サイフォン、1942年完成)が近くにあって、水はそちらを流れています。
水路橋としての役割は終わってしまったのですが、このように道路として使用されています。
映画『さよなら、クロ』のロケ地のひとつなのだそうです。
29号支川
田畑29号の水門近くにある円筒分水とは、どういう関係にあるのでしょう?
- 2009,06,11 「西天竜幹線水路円筒分水工群 5」
西天竜幹線水路からは東側にかなり下ったところにありました。これでは、見つけられなかったはずです。
今、この写真を眺めていて気がついたのですが、これは中央から水を噴出させて分水するタイプではないですよねぇ。もし、再びここに行く事があれば確認してみたいところです。
御口33号乙
ここに来るまでに30号支川の円筒分水があるということなのですが、とうとう見つけられませんでした。
御口33号乙だと思います。この円筒分水も西天竜幹線水路から東側に降りて行った道路沿いにありました。
- 2009,06,11 「西天竜幹線水路円筒分水工群 5」
造形的にきれいな円筒分水だと思います。ひょっとすると、中央に見えるコンクリート製の三角形の部分は後から作られたものかもしれません。
山寺37号
おそらく一番下流側にある分水施設だと思います。とても小さなもので、これが円筒分水の範疇に入るのかどうかはわかりません。