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2004/09/27

長野県警の謝罪

長野県愛知県でおきた殺人事件の被害者の家族を「犯人扱い」していたとして、長野県警の本部長が家族に謝罪したとのことですが、ここにいたるまで警察の発表はコロコロと変わっていたようです。当初は「謝罪」、担当官が替わって「あれは謝罪ではない」、そしてとうとう県警本部長が「謝罪します」・・・。

家族が殺人事件に巻き込まれた直後に、警察から「犯人扱い」され、しかもその後の対応がこうも一貫性が無いのでは被害者遺族はたまったものではないですよね。「松本サリン事件」の教訓は、どうなっていたのでしょうか。

そもそも、ある人物が「犯人」かどうかは警察が決めることではなくて、裁判官が決めることでしょう。人が人を裁くというのはそれだけ十分な学識と経験が必要とされているわけですから、刑事が「犯人扱い」したり、「犯人呼ばわり」までしていたなら、越権行為も甚だしいと言わざるをえないような気がします。こうした警察の態度って、いつの時代まで続くのでしょう・・・。